ブンブン日記 2003年 6月

6月30日(月)

夕方、運動不足を解消するために泳ぐ。運動不足になると体調が悪くなって何事にも億劫になるので、なかなか体を動かす気になれない。だから、さらに体調が悪くなる。この悪循環を打破するためには、思い切って体を動かすしかない。というわけで、久しぶりに泳いだ。泳いだ後は快調である。いわゆる五十肩気味の肩をほぐすことにもなったようだ。夜、鯖江市の福岡武幸さんご夫妻と食事をした後、田んぼの中の農道を歩いて鯖江市の実家に帰る。

 

6月29日(日)

鯖江市議会選挙告示日。朝、鯖江市の実家がある下新庄地区から立候補した福岡宏明さんの出陣式に参加した。鯖江市は合併の相手先として福井市と武生市のどちらを選ぶのかいう難しい選択がある。いずれにしても、議員任期は2年だ。議員の方たちも厳しい生き残り競争にさらされるようになって来た。日中は鯖江市の支持者のお宅を回って、夜、鯖江市の支持者のバーベキュー大会に参加。

 

6月28日(土)

エルセラーン化粧品の城戸啓子さんに誘われて、五島秀一さんの講演会に参加する。中小企業診断士をしながら、気功を教えているというちょっと変った人物だった。人間の呼吸は一分間に平均18回だそうだが、浜辺に押し寄せる波の数も一分間に18回なのだという。波の数は、地球と月と太陽の間の距離と質量で決まる。我々の呼吸のリズムが波のリズムと同じだと聞くと、我々が宇宙に生かされており、宇宙と一体なのだということがよく分かる。空海の「梵我一如」とはそういうことらしい。夜、武生市の有志の方と食事。鯖江の実家に泊まる。

 

6月27日(金)

日本経済新聞に掲載中の「私の履歴書」が面白い。岡山県のバイオ企業林原の林原健社長の履歴書だ。明治時代に水飴屋としてスタートした家業が、父親の代にブドウ糖製造の工業化に成功するものの、多数の企業の参加により供給過剰となり市場は低迷。さらに父親の急死も重なり、最大の難局を迎える。後を受け継いで19才で社長となった林原健さんは、ここでコストダウンと量産をめざすメーカーではなく、独創的な研究開発型企業へと将来の方向性を打出す。誰も手を付けない手間も時間もかかるデンプンや微生物の研究を地道に続けて、新製法による高純度マルトース、マルチトール、プルランなどの開発に次々と成功するというウソのような成功物語である。誰がやってもうまくいくという訳ではないだろうが、本業に徹して未来に投資することの大事さを教えてくれる。

 

6月26日(木)

夜、福井支部の準備会合を終えてから、自宅に急いで戻って、今週から始まったNHKの連続ドラマ「ブルーもしくはブルー」を見る。エリートと結婚した自分と、福岡で板前をしている昔の恋人と結婚したもう一人の自分を稲森いずみが一人二役で演じている。あり得ない設定だが、「あのとき違う選択をしていたらどんな人生になっていたのか」と誰しも思う疑問をうまくドラマ化している。もっとも、僕自身は「あの時ああしていれば」とはあまり悔やまない。「あの時ああしていたからこそ現在の自分がある」と肯定的に考えるようにしている。過去と他人は変えられない。変えることができるのは将来と自分だ。

 

6月25日(水)

県の6月補正予算案が発表された。西川知事が手がけた初の予算編成になる。まず、目を引くのは県立大にビジネススクールを設置するという構想。県立大学の坂本光司教授がかねてより提案されているもので、県内企業がグローバリゼーションの中で自立していくためには、知識ワーカーの養成が不可欠である。知識社会への転換の第一歩として歓迎したい。他方、「予算編成段階で県民意見を募集し、その声も取り入れた」としている点については、県民の声が反映された具体例とされる「フレンドリーバスの運行」や「グリーンツーリズム」などは以前から検討されていたもので、「県民の声を聞く」単なるパフォーマンスと受け取られても仕方がない。最近始めた「ざぶとん集会」なるものも、参加者の人選は県庁が行っており、同じ路線のものだ。公権力を乱用した恥も外聞もないしめつけ選挙を展開しておいて、「県民に開かれた県政の実現」とは恐れ入る。権力にものを言わせる権力的体質を改めない限り、本当に「県民に開かれた県政」は実現しない。本気で県民の声を聞く気があるのならば、「もんじゅ」の再開など重要な政策課題について直接、住民の声を聞く住民投票を実施すべきではないか。

 

6月24日(火)

夜、第二回執行部幹事会。執行部準備会合に向けて、組織のあり方や今後の活動について話し合う。9時までに終わろうと言って始めたものの、結局、終わったのは12時近くになった。しかし、議論が堂々巡りしているわけではなく、納得のいくまで議論して、一つひとつ片付いていっているのでフラストレーションがあまり溜まらない。

 

6月23日(月)

福井市呉服町の光明寺で第2回「ぶんどう塾」を開く。第1回で好評だった「高齢者の人権を考える市民の会」代表の観篤子さんに介護保険の話をしてもらった。在宅介護を充実させようと始められた制度なのに、いざ、始めてみると施設介護に重点が置かれがちであるとか、公平な立場からケアプランを立てるべきケアマネジャーが自分の所属する施設の営業を強制されているとか、介護保険制度には色々な矛盾があることがよく分かった。ところが、サービスを受ける高齢者の方の声があまり行政側に届かないところに問題がある。それもそうだろう。介護サービスが必要な高齢者の方にそれほど社会に働きかける力があるとは思えない。その一方で、社会に働きかける力がある大多数の生活者が介護の問題に無関心だ。そして、いざ自分が介護を受ける立場になったときに、誰も自分の声を聞こうとしない現実に気付くという悪循環だ。我々一人ひとりが、自分のことだけでなく、家族やまわりの人たちの暮らしに関心を持って行動していかない限り社会は良くならない、ということに気付かされた。

 

6月22日(日)

朝6時から鯖江の実家の裏に流れている浅水川の土手刈り。年に一度の村を挙げての行事で、今年で6年目になる。午前11時、浄土真宗誠照寺派の本山誠照寺にて発主の前で教師試験を受ける。布教活動をできるかどうかの審査である。宗教観、仏教観についての口頭試問があった。その後、宗務長立会いの下に発主より清照寺の住職を任命された。ようやく、父の願いがかなった。実家に戻り、父の写真の前に教師補任状と住職任命状をかざり、父に清照寺住職を継いだことを報告した。

 

6月21日(土)

三国町の辻人志さんと一緒に芦原町議会選挙候補者の事務所を回る。波松など今まで一度も行ったことがない地域を訪れて、あらためて福井県は広いと感じる。夜、女性の会「れいら」の会合。組織づくりのあり方や今後の活動について話し合う。

 

6月20日(金)

鯖江市の河和田地区の挨拶回り。河和田は漆器で有名なところだが、林業も盛んとのことで、全国で有数の杉が取れるのだという。メガネ枠製造の下請けをしている会社もある。かつて、この町は漆と林業とメガネで大いに潤った。そのせいか、立派な昔作りの民家が多い。ところが、いまや、この繁栄パターンが崩れている。外部環境の変化に対応する新しい町おこしの戦略が必要だ。夜、福井市に出て、河和田の木漆クラブの方と夕食。

 

6月19日(木)

朝、福井駅前で福井弁護士会の方と一緒にビラ撒きする。弁護士費用を敗訴者が負担する現在の制度に反対する運動である。弁護士会はこれまで社会の中の特権的な地位にあぐらをかいているようなところがあって政治とは距離を置いていたように見受けられたが、ここ数年、司法改革の嵐が吹き荒れ、司法試験の合格者数が大幅に増やされるなど、これまでの特権的な地位が脅かされるにいたって、ようやく、政治活動に目覚めた感がある。福井弁護士会に加入して感心したのは、皆さん、柔軟な知性の持ち主であり、感情的にならずに議論ができる集団だということである。政治活動の重要性に気がついた後は、映画上映会や裁判員劇を主催したりするなど素晴らしい活動を展開されている。弁護士の方には、モメゴトの後始末だけでなく、社会変革の担い手として活躍してもらいたい。

 

6月18日(水)

日中、早川さんと東谷さんと一緒に福井市内の挨拶回り。挨拶回りをする中で、ペットビジネスを展開する2社を訪問した。一社は国際ペットビジネス学院でペット・トリマー(犬や猫の散髪屋さん)やペット看護士(犬や猫の看護士さん)を養成する仕事をされている。もう一社はペット愛葬社でまさしくペットの葬儀屋さんだ。ペットビジネスの最大手は動物病院らしいが、それでも、様々なペットビジネスが誕生していることに感心した。ライフスタイルの変化こそ、新しい産業を生む原動力であることを知る。夜、第一回執行部幹事会。組織再編成と今後の活動について5時間話し合った。長い会議だったが、効率的な議事運営で充実した中身だった。

 

6月17日(火)

芦原町議会議員選挙告示日。朝、高校時代の同級生の橋本達也さんの出陣式に参加した。小雨降る中、町内から大勢の人が集まっていた。芦原町は金津町との合併を来年3月に控えている。来賓の方のご挨拶でも、異口同音に合併の話が出た。人口から言っても、工業出荷高から言っても、金津町を下回る芦原町には合併に対する不安があるそうだ。こうした不安は芦原町に限らず、合併を控えている全ての市町村に共通するものだろう。国政も地方政治も先が見えない暗夜を行くが如しである。

 

6月16日(月)

午後、外国法事務弁護士として執務。夜、初めての試みである「井戸端ぶんどう塾」を開く。福井市日光地区の美容室「ナガオカ」さんのお宅で6人のお母さん方とあれやこれや話し合った。原発問題から始まって、最後は教育、そして子育ての話になった。「少人数学級が求められるのは、子供たちが注意力を持続できないから」「子供たちが注意力散漫なのは、子供たち自身が母親から注意を向けられていないから」「いまの母親はなかなか子供ときちんと向かい合えない」「子供と向かい合うよりも、優先させたいことがある」「母親が子供と向かい合えない原因の一つは、ご主人が奥さんときちんと向かい合っていないから」など、母親の立場からの率直なお気持ちが伺えた。人は皆、認められたい、愛されたいと願っている。だったら、まず、自分の身近な人から認めていこう、向かい合っていこうという話になった。お母さん方と話すのは勉強になる。

 

6月15日(日)

午後、歯科医師会の有志の皆さんの前で講演。冷戦終了がもたらした世界的なデフレ経済と安全保障環境の変化について語る。夕方、南条町の河川公園で開かれたバーベキューに参加。後援会の皆さんが僕を励まそうと企画してくれたものだ。地元の方のご厚意に感謝する。自宅に戻ってメールを開けたら、息子の雄基から父の日ということで手紙が届いていた。成長してから手紙をくれるのは初めてのことだ。ようやく雄基と話せるようになったと嬉しかった。

 

6月14日(土)

午前中、小河さんと一緒に小浜市の奥田縄地区を訪れる。奥田縄地区の皆さんは、選挙が終わった直後に僕を励まそうと後援会を立ち上げてくれた。一軒一軒歩いてお礼のご挨拶に伺った。どの家にもイノシシと猿から田畑を守る囲いがあった。午後、小浜市を出て武生市の国際音楽祭に立ち寄った後、夜、福井経営研究会の主催で鯖江文化センターで開かれた日本創造教育研究所の田舞徳太郎さんの講演会に出席。「あきらめるか、チャレンジするか」という田舞さん定番の講演だったが、実体験に基づいた田舞さんの話は分かりやすくて説得力があり、何度聞いても勇気づけられる。「順風満帆のときは誰でもチャレンジできる。大変な目にあったときにこそ、チャレンジしなければならないのだ」という激励は身に沁みた。

 

6月13日(金)

朝、小浜市に向かう。午後、大飯町でお世話になった方々にご挨拶に伺う。夜、小河さんのお宅で選挙期間中にお手伝いいただいたボランティアスタッフの皆さんと夕食。寝る前に、「漫画の部屋」で「あずみ」を読み耽る(注:小河さんのお宅には部屋中の本棚に3000冊以上の漫画がきっしり詰まっている「漫画の部屋」がある)。ちなみに、この漫画は最近映画化されて上戸彩があずみ役を演じている。ビデオになったら、借りてきて観ようと思っている。

 

6月12日(木)

夜、父の武生中学時代の同窓会に出席させていただいた。喜寿(77歳)を祝っての同窓会だという。父の同級生ということもあってか、皆さんとても暖かく、まるで父に囲まれているようだった。自宅に戻って、ビデオ「ベティ・サイズモア」を見る。「ブリジット・ジョーンズ」の日記を見て以来、すっかりファンになったレニー・ゼルウィガーの初期の作品だが、ゼルウィガーの「天然ボケ」演技はこの頃から秀逸で気持ちよく笑える。

 

6月11日(水)

鳥取県の片山義博知事による「東芝製品不買運動」発言が波紋を呼んでいる。東芝会長が議長をしている地方分権改革推進会議の意見書は「地方の財源を奪い、地方に仕事をできなくする」という理由からだ。経済界は、「審議会での発言が気に入らないという理由で不買運動をされたら経済界からのなり手がいなくなる」と反発しているがもっともだ。恐らく、片山知事は鳥取県内で自分の言うことをきかない企業に対して同様のことをしているのだろう。片山知事と言えば、「改革派知事」として知られた知事だが、出身の自治省譲りの権力的体質が露呈してきたということか。いま、日本に必要なのは、工業化社会から知価社会への転換であり、そのための改革である。知価社会に必要なのは、自分でものを考え、行動できる個人と、それを許容し、育む社会風土である。権力にものを言わせて、自由にものを言える雰囲気を押し潰しているようでは、真の改革はおぼつかない。

 

6月10日(火)

福井キャノンと福井県経営品質協議会共催による「経営幹部のための特別講演会」に参加する。講師は昨年、日本経営品質賞を受賞したトヨタビスタ高知の横田秀樹社長だ。経営スタイルには顧客満足などのビジョンを追求する「価値前提」と、売上高などの具体的な目標を追求する「事実前提」があるが、「価値前提」を必死に追求していると結果的に「事実前提」はついてくるという内容だった。横田社長のお話はまるで哲学者のお話を伺っているようで興味深かった。夜、小浜市の小河さんの呼びかけで新しい執行部を組織するための準備会合が開かれた。

 

6月9日(月)

だんだん蒸し暑くなってきた。九州では梅雨入りしたそうだ。事務所で色々な人と会って過ごす。夜、自宅に戻って読書。最近、ようやく本の内容が頭に入るようになってきた。

 

6月8日(日)

快晴。酒井さんと東谷さんと一緒に敦賀市の運動会を回る。南地区、東郷地区、中郷地区、東浦地区と4つの運動会を回った。「行き詰まったときは、まず、行動する」という生活態度がこの5年間ですっかり身に着いた。福井市の自宅に戻ったのが夕方5時。それから大急ぎでシャワーを浴びて、福井地区南事務所の慰労会に出席する。

 

6月7日(土)

東京から福井に戻る。例によって、八重洲ブックセンターで本を買い込んで車中で読み耽る。夜、坂井郡の懇親会。行くとき、雨が降っていたので明日の運動会回りのことが心配になったが、帰るときには雨が上がっていたのでホッとする。

 

6月6日(金)

夜、長年、会っていない友人たちと会う。大学時代の友人で三菱商事を辞めてベンチャービジネスを創業した谷均さん。高校時代のアメリカ留学仲間で共同通信外信部のデスクをしている矢高則夫さん。外務省の同期で現在、ワトソンワイアットで働いているキャメル山本さん。ニューヨークの弁護士仲間で現在、森総合法律事務所のパートナーである河井聡さん。僕を介した異業種交流の場にもなった。皆、それぞれ悩み、課題を抱えていたが、資金繰りと人間関係で悩んでいる谷さんの話は他人事には思えなった。

 

6月5日(木)

上京。高校時代のアメリカ留学仲間で知識経営の専門家の紺野登さんと昼食。「マトリックスはフッサールの現象学そのものだ」などと大いに盛り上がる。ところで、野中郁次郎さんと紺野登さんの近著「知識創造のメソドロジー」は知の方法論をコンパクトにまとめた知識ワーカー必読の名著である。夜、高校時代の同級生で、選挙の応援に駆けつけてくれた森正代さん、角庸子さんご夫妻と夕食。50歳を目前に控えて、「これからの人生、いかに生きるべきか」という話になる。

 

6月4日(水)

午前中、外国法事務弁護士としてクライエントの相談に乗る。クライエントにとって不利な内容でないか契約書の文言をチェックすると同時に、クライエントの意向に沿うように文言を修正するという仕事だ。契約書を読んでいると、ニューヨークで弁護士として働いていた頃の感覚がよみがえってくる。先日、外国法事務弁護士の話を書いたせいか、電話による問い合わせが増えている。夜、福井支部の会議。東郷地区での「ぶんどう塾」が成功したので、今後の活動の方向性が見えてきた。

 

6月3日(火)

エビアンサミットが終わった。ご存知の方もいらっしゃると思うが、エビアンというのはミネラル・ウォーターで有名なあのエビアンだ。だからなのだろう。サミット文書の中に、水に関するものがある。「水に関する行動計画」というもので、発展途上国に対して安全な飲料水と衛生に関する支援をしていこうというものだ。経済問題を話し合うことで始まったサミットも盛り沢山になったものだ。あらゆる問題がグローバルな問題になっていく一方で、我々の関心はどんどん内向きになっていく。いや、あらゆる問題に無関心になっていく。グローバル化とローカル化の両極化がいまの世界の趨勢だが、日本はローカル化を通り越してアナーキー(無政府)化に向かっているのではないか。

 

6月2日(月)

選挙が終わってから初めての「ぶんどう塾」が福井市東郷地区の専徳寺で開かれた。「我々一人ひとりが自分で考え、行動できる人間になっていこう」という僕の簡単な挨拶の後、高齢者の介護問題について専門家の方に話していただいた。また、主催者から要望のあったエレナにもロシアの高齢者の事情についても話してもらった。支持者の日記でおなじみのmakotoさんが来ていた。早速、支持者の日記に「近所のパパみたいな方」と書かれてしまった(笑)。高校生が政治に関心を持ってくれるのはとても有難い。「ぶんどう塾」が終わってから、近所のとっくり軒で皆と一緒に夕食を取った。仕切り直しのぶんどう塾の滑り出しが順調で大満足だった。

 

6月1日(日)

回る予定だった敦賀市の運動会が雨で延期になり、トマス・フリードマンの「グラウンド・ゼロ」を読む。フリードマンはNYタイムズのコラムニストで、「グラウンド・ゼロ」は同時多発テロ前後のコラムを集めたものだ。フリードマンは中東問題を専門とする外交問題ジャーナリストで、混沌状態にある同時多発テロ以後の世界を、まさに快刀乱麻を断つごとく、明快に解き明かしていく。フリードマンはこのコラムで3度目のピューリッツァー賞を受賞している。ジャーナリストかくあるべし、というジャーナリストの鑑のような人物だ。夜、ビデオを借りてきて、トム・クルーズの「ザ・エージェント」を観る。観たいビデオが全部借りられていて、なんとなく借りたビデオだが、予想以上に良かった。観ていて気持ちが良くなるFeel Good Movieだ。


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