10月
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10月31日(月)晴れ

第三次小泉改造内閣が発足。麻生太郎さんが外務大臣になったほかは、サプライズのないものだった。麻生さんはアメリカに広範な人脈を持っておられるので、対米外交を安心して任せられるとの理由で起用されたのだろう。ニューヨーク総領事館で勤務していた頃、ニューヨークにお見えになった麻生さんをご案内したことがある。当時はバブルが崩壊する前で土地課税が大きな議論になっており、「土地を持っていない大蔵省の役人に土地課税の是非は分からない」と仰っていた。「さすが、大金持ちの発想だなぁ」と感心して聞いていたのを覚えている。麻生外務大臣のご活躍を心から期待したい。

 

10月30日(日)晴れ

午前中、一乗谷の朝倉遺跡で行われたお茶会に参加。兵どもを偲ばせる環境の中でいただくお茶は格別だった。午後、岡保、みのり、湊地区で開かれた秋祭りを訪れる。夜、自宅でビデオ「ミリオンダラー・ベイビー」を観る。とても悲しい結末で、感動するというよりも痛々しくて観ていられなかった。

 

10月29日(土)雨のち曇り

職員会館で開かれたマニフェスト学習会に参加する。マニフェストには候補者が作るものの他に、市民が作って候補者に提案するものがあるという。いずれにせよ、マニフェスト選挙は定着していくだろう。夜、中小企業の有志からなる新しい後援会「ぶんぶん会」の発足準備会に出席。

 

10月28日(金)晴れのち曇り

夜、福井市宝永地区でミニ集会。松本通りの歩道は広いので、街路樹を二重にして街路樹の間を歩く歩道にしてはどうかという提案があった。自分の街をどうしたら良くなるか常日頃考えている方の着想である。自分の地区の街づくりについてある程度、自己決定できる仕組みがあると良いのかも知れない。

 

10月27日(木)晴れ

夜、福井商工会議所で開かれた特殊木材販売組合の月例会に招かれ、講演する。その後、組合員の皆さんと材木業界の未来について語り合った。

 

10月26日(水)晴れ

夜、福井市の江端ふれあい会館で開かれた清明地区のミニ集会に出席する。

 

10月25日(火)晴れ

支持者のご案内で福井市内の企業回りをする。夜、松本地区でミニ集会。

 

10月24日(月)晴れ

新しい事務所で活動を開始する。支持者の方が三々五々お見えになったが、同時に、新しいお店ができたと勘違いした営業マンが次から次にやって来た。営業マンの営業努力に頭が下がる。

 

10月23日(日)雨のち曇り

武生カントリークラブで高校時代の同級生のゴルフコンペに参加する。といっても、生憎の雨。午後からは上がるという天気予報だったのに、ラウンドの途中で暴風雨になり、ハーフで切り上げる。ゴルフ場に行く途中の道で、青色の旗と黄色の旗が所狭しと立っているのを見た。時代錯誤的な旗合戦はもう終わったと思っていたのに、今回の越前市長選挙で復活したのは残念である。

 

10月22日(土)曇りのち雨

事務所の引越し。朝8時から始めて、夕方6時にようやく終える。引越しはいつも大変である。手伝っていただいた皆さん、どうも有難うございました。

 

10月21日(金)晴れのち曇り

福井商工会議所で開かれた中部弁護士会連合会の第53回定期弁護士大会に出席する。午前中は、実行委員会のメンバーとして半年以上、準備に携わってきた記念シンポジウム「自然環境政策と住民参加」。オーフス・ネットの事務局長で弁護士の中下裕子さんの基調講演「環境政策決定における市民参加の実現を目ざして」が抜群に良かった。午後、定期弁護士大会。国選弁護士報酬の大幅増額を請求する決議などを採択して無事に終えた。夜、ワシントンホテルに会場を移して懇親会。福井弁護士会の若手弁護士による「マツケンサンバ」が大受けだった。

 

10月20日(木)晴れ

福井市東藤地区のてくてく巡業を始める。お寺の多い地域である。400年以上の歴史を持つ超勝寺が西超勝寺と東超勝寺に分かれ、さらにその下寺が集まっているためである。西超勝寺は本願寺派、東超勝寺は大谷派である。私も住職のためか、どのお寺も暖かく迎え入れてくれるので、お寺を訪れるとほっとする。

 

10月19日(水)晴れ

本郷地区の足谷町を訪れたら、おばあちゃんが銀杏を干していた。「いいところですね」と声をかけたら、「家は2軒しかないし、いいとこでもないわの」と笑い声で答えられた。高校生のお孫さんは福井市内で下宿しているそうだ。下宿生活は中学時代から始まるというから通学の大変さがよく分かる。午後、ようやく本郷地区のてくてく巡業を終える。夜、日之出地区でミニ集会。

 

10月18日(火)晴れ

夜、福井市の旭地区でミニ集会。旭地区はJR福井駅の東側、いわゆる駅裏と呼ばれる地域である。今年、新しい福井駅舎の完成と併せて、JR線が高架化されたことで東西交通の便は良くなったが、それが地域活性化につながっていないのがこの地域の悩みである。「駅前活性化というと西口ばかりで東口が置き去りになっている」という声が強く出された。また、これまで荒川が氾濫して旭地区が冠水しても、JR線が堤防の役割を果たし、西口は冠水しながったが、これからは東口より低い西口に水が流れて西口が大きな被害を受けるだろうという指摘もあった。地域のことは直接、地元の人に話を聞かないと分からないとあらためて思った。

 

10月17日(月)晴れのち曇り

本郷地区のてくてく巡業を続ける。山の中の道を10分ほど走ってようやくたどり着く中平という集落を訪れた帰り、山の中で道に迷ってしまった。道路の改修工事をしている方に道を聞いたら、まったく逆方向で海に向かっているとのことだった。こんな山の中にも数軒ではあるが集落があるということ、そして、そうした集落のために毎日のように道路の改修工事が行われているということを知り、これからの地域のあり方について思いをめぐらした。

 

10月16日(日)晴れ

恒例の一斉ポスティングの日。しかし、僕は住職として檀家の方の法事を勤める。法事の後、すぐに事務所に向かったが、皆さん、昼食を終えて解散したところですれ違いになる。

 
10月15日(土)雨
先週に続いて、来週の事務所の引越準備のため、選挙グッズを倉庫から新しい事務所に運ぶ。
 

10月14日(金)晴れのち雨

日中、本郷のてくてく巡業を続ける。夕方、第4回アセッサー強化塾に参加。今回は競争戦略についてであった。ポーターの競争地位別戦略については知っていたが、 バーニーの競争優位性戦略は初耳だった。

 

10月13日(木)晴れ

午前中、湊地区の知人のお宅でミニ集会。永平寺に住んでいる方が、学校への送り迎えが大変なので、わざわざ福井市内の学校に子供を通わせていると仰っていた。鷹栖のミニ集会でも福井市内の高校に通わせるのに、一ヶ月の定期代が3万円近くかかるという話を聞いた。子供の通学が原因で過疎化が進むという現象があるようである。

夜、企業家有志による後援会「平成維新の会」の発会式に出席する。発会式の後で開かれた懇親会で様々な業界が抱える問題について一人ひとりからお話を伺う。福井市内の各地域で行っているミニ集会で伺う「地域の困りごと」とは異なる「業界の困りごと」を聞けて非常に勉強になった。

 

10月12日(水)晴れ

支持者のご案内で福井市内の企業を回る。

 

10月11日(火)曇り

福井市の本郷地区のてくてく巡業を始める。殿下地区、一光地区と並ぶ過疎地域と言えるだろう。廃校になった一郷小学校が過疎化を物語っていた。一方、ふんだんな土地に恵まれており、立派なお屋敷が多い。現在、新築中の家も豪邸になりそうな気配である。新しい道路も開通しており、交通の便も悪くない。取り組み方法によっては、高級住宅地にもなり得るのではないかと歩きながら考えた。

 

10月10日(月)曇り

越廼村のお祭りに出かける。茱崎から蒲生にかけての各神社の秋祭りである。この日のために、全国各地から親戚の人たちが越廼村に戻ってくる。神楽が村の中を練り歩いていた。村の若い男衆は皆、着物姿である。女性たちは集まった家族のもてなしで忙しい。越廼村には昔からのしきたりが息づいている。

 

10月9日(日)晴れ

秋晴れの中、福井市内各地で運動会や秋祭りが開かれた。運動公園で開かれた社南地区の運動会を訪れてから、和田小学校で開かれたふれあい祭りに参加する。続いて、河増地区、殿下地区の神社で開かれた秋祭りを訪れる。どこに行っても励まされて勇気づけられた。

 

10月8日(土)雨のち曇り

午前中、後援会の皆さんと一緒に事務所の引越しの準備。知事選が終わってから倉庫にしまっていた机や椅子を新しい事務所に運ぶ。

午後、御幸地区でミニ集会。夕方、敦賀の知人のお通夜に参列。身近な方がなくなるのはとても悲しい。

夜、美山町の西河原のふれあい祭りを訪れる。昨年の豪雨で壊滅的な被害を蒙った地域である。皆さんの明るい笑顔を見てほっとする。水害を皆の力で乗り切ったことで、村全体が一つの大きな家族になったようである。

 

10月7日(金)曇りのち雨

事務所で終日デスクワークをする。

 

10月6日(木)晴れ

殿下地区のてくてく巡業を続ける。「こんな所にも集落がある」と驚きながら歩いた。そうした集落に至る道路の補修工事も行われていた。「小さな政府」が主流となる中で、こうしたインフラの維持はどうなるのだろうか。財政難と人口減少時代の新しい「この国のかたち」が問われている。

 

10月5日(水)曇り

福井市殿下地区のてくてく巡業を始める。清水町を抜け、越前海岸に出る手前の地域である。風尾の勝鬘寺(しょうまんじ)は真向法発祥の地として有名だ。2003年に真向法の全国大会がここで開かれた。武周ヶ池の西雲寺は福井市の都市景観重要建築物に指定されている。西雲寺から3キロほど大味川を遡ると400年前に山津波で川が堰きとめられてできた武周ヶ池がある。武周ヶ池がダム機能を果たしているため、大味川の氾濫が防がれているという。池の周りに遊歩道があり、新鮮な空気を吸いながらしばらく散歩を楽しむ。夜、ラサ・サヤン(0776-27-7478)でレバー・スープ(疲労回復に最高!)を食べた後、中藤でミニ集会。

 

10月4日(火)曇りのち雨

午前中、支持者の方と福井市内の企業回り。午後、美山町の小宇坂でミニ集会。夜、川尻町ふれあい会館で川西地区のブロック会議を行う。川西地区というのは日野川、九頭竜川より西の地域を呼び、海沿いの地域も含まれる。福井市全体の約半分の面積を占めるが、人口は約1万人と全体の25分の1である。そのためもあるのだろう。道路や下水道整備などのインフラ整備が遅れ、過疎化に拍車をかけている。さらに、過疎化がインフラ整備を遅らせるという悪循環に陥っている。予想以上に多くの方に来ていただき、様々な地域の困りごとを語っていただいた。どれもこれももっともなことばかりで、これからの福井市のあり方について深く考えさせられた。

 

10月3日(月)曇り

中弁連シンポジウム実行委員会に出席。いよいよ、3週間弱で開幕。長かった準備期間もあっという間に過ぎようとしている。仲間と力を合わせて、何かを成し遂げるのはとても楽しい。

 

10月2日(日)曇りのち雨

福井市の問屋団地で開かれた「とんとん祭り」に参加する。生憎、午後から雨が降り出し、主催者の方には気の毒だった。夜、インドネシアのバリ島で同時テロが起きたというニュースが入ってきた。インドネシアが4年連続でテロの標的になるのは、治安当局の能力がよほど低いのか、それとも、インドネシアがイスラム社会であることから、テロリストが潜伏しやすい環境なのか。いずれにせよ、日本でまだ同時テロが起きていないのは幸いだが、日本がテロリストの標的になっているのは間違いなく、油断せずにテロとの徹底的な戦いを継続する必要がある。

 

10月1日(土)曇り

NHKで紹介されて話題になった「生きて死ぬ智慧」を読む。難病と闘う生命科学者である柳沢桂子さんが「般若心教」を現代語訳したものである。読んでみると、現代語訳というよりも一つの創作である。「人はなぜ苦しむのでしょう。ほんとうは野の花のようにわたしたちも生きられるのです」という言葉から始まるこの本のメッセージはずしんと心に響く。年のせいだろうか。心の平安を得るということが何よりも大切であり、何よりも難しいと感じるようになった。


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