スタッフ日記 2003年 7月

7月31日(木)

涼しすぎる。何年か前、ひどくじめじめした夏の年があったが、今年はそれにも増す湿気と涼風だ。部屋に閉じこもって仕事をする私には大変都合が良いが、いくらシーツを替えても布団から匂ってくる感じがしてとてもいやだ。今朝、ちょっとした晴れ間に反応して、ベランダの手すりと庇の上に布団と枕を並べてしまったのだが、どうも怪しい雰囲気だ。あ〜、お布団干したい〜!
Pea
 

7月29日(火)

日曜日、初めて白山に登ってきました。天気もよく、花がたくさん咲いていて、気持ちよかった〜。しかし、登っている時は、そんな気持ちにはなれず、最初の10歩くらいで息が切れてきて、途中、もういい、私は何のために山に登っているのか、と自問自答。それから、「右足を出して左足を出せば山には登れるんだ!」と感動しながら(これは普通の状態では感動しないが、その時はひどく感動した)一歩一歩進んでいました。それでも山は楽しい。誰とでも挨拶して、話して、助け合って。近々、ぶんどう山岳部を結成予定です。
naomi
 

7月24日(木)

合歓の木が薄紅色の花を付け、ヒグラシの声が日ごとに大きくなってきます。
もうすぐ梅雨明けですね。
ここしばらくのじめじめした気持ちを、カラッとお日様に当てて虫干ししよう。
去年よりぐんと大きくなった子ども達と、短い山の夏を楽しもう。
待ち遠しい夏は、もうすぐそこです。
ガーベラ
 

7月23日(水)

昨晩は文堂塾。「親が知らない子供たち」というテーマで現職教師の方とカウンセラーの方を招いての話であった。文堂さんは帰って来てアパートのドアを開けるなり「登校拒否の洋子ちゃん。ただいま」と言った。「今日の文堂塾でカウンセラーの人の話を聞いて、洋子ちゃんもある種の登校拒否なんだということがわかった。登校拒否の子供に接する時は学校に来させようとするよりは、一緒に時間を過ごして話し相手になることだって。そうするとある時また学校に行こうという気になるそうだよ」最近、集まりや会議には出てないけど、私って登校拒否なのかな...
Yoko
 

7月18日(金)

5年生の娘が、授業で「いのち」について考える機会をもちました。担任の計らいで、親も交えての時間をもちました。子ども達は無邪気なものでしたが、親の私の方が感慨深くなりました。ちょうどその頃私自身が、消えゆく命と生まれくる命とを、みつめていたものだから。
いのち。生きること。
生まれてくるだけじゃない。死んでいくだけじゃない。つながっていく、いのち。つないでいく、いのち。娘たちが真剣に向き合うのはもう少し先になることでしょう。そのとき親として、私は何を伝えていけるでしょうか。
ガーベラ
 

7月15日(火)

月曜日、文堂さんは足を引きずってやって来た。今朝は昨日よりもひどい姿勢で歩いていた。荒島岳に登ったのが相当きつかったみたいだ。この山登りのお誘いがあった時、まさか文堂さんが山に登るとは思わなくて、「山登りありますけど、どうします?予定あいてますけど」と聞くと「登るか〜!」と気合充分。実は荒島岳は県内で一番登るのが大変な山と知っていたけど、言えずにいたら、やっぱり大変だったみたい。でも、私も登ってみたい!
naomi
 

7月10日(木)

 45歳、3人の子の母である私が知る限りの小学校・中学校は、私が子どもの頃に比べたらそれこそずっと過ごしやすい環境になっていると思う。給食だって目を見張るほど豪華だ(あまり関係ないと言わないでー)。教師と父兄の立場も、どちらが正しいとは言えないが間違いなく今と昔では逆転している。これまでご縁があった担任の先生方も、子どもの個性をちゃんと見ようとしてくださった。すさまじく変化してきたのは「家庭のありよう」ではないだろうか。しかし、その「家庭」を作り上げている私たちの世代は、その「軍隊的」かつ「学力重視主義」の教育現場で育ってきている。ところが、私たちが小中学生のころに今のような低年齢層による重大な犯罪が起きていただろうか。
 まだ一人目の子が赤ちゃんだった頃のことだが、テレビで「世界の中高生の意識調査」みたいなものが流れていた。「困った時に相談する相手は?」の問いに、「親」という回答が目立つ各国の中で日本だけ「友人」がトップだった。
Pea
 

7月6日(日)

今年も蛍に会えました。
家の前が小さな山になっていて、その山肌の草むらに群がっているんです。梅雨空に晴れ間が戻ったある日の夜、家族でそっと会いに行きました。青みがかったような、黄みがかったような、白い小さな光が無数に、ついては消え、消えてはついて、ふわふわと漂い、踊っています。またたきながら山肌を漂い昇り、黒々と立つ木々の間でまた光ります。梢の間でふっと消えた小さな光を追って見上げた夜空には満天の星。3歳の娘が頭上を指して「ほたるさん、あそこにもいるねぇ」と小さな声をあげました。「そうねぇ、ほたるさん、お空まで昇ったらお星様になるのかもしれないね」
それはそれは、静かな世界でした。
ガーベラ
 

7月4日(金)

7/3のブンブン日記に中池見湿地のことが書かれていますが、今日の福井新聞にその記事が載っています。そしてなんとそこにぶんどうさんが写っています!(支援者の方から教えてもらいました)探してみて下さい。
naomi

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