オープンスペース 2004年 9月
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9月29日(水)

ナンセンスなことだけど、我社の経営陣は、社員の給与のベースアップを会社の業績だけでなく、公務員の給与も参考にしている。新聞記事等で公表されているので指標として使っているのだろうけれど、どうせ比較するなら同業他社の動向に合わせて欲しい。ネバダレポートのような事態になって、安月給がさらにカットされるのでは困ってしまう。

和邇さん
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9月29日(水)

 地方が置き去りにされて行く流れにあって、福井県が生き残るためにも高木県政を希望します。
 少し前の話になりますが、栗田県政下、副知事だった西川知事の、水害における治水事業の責任を問う声はありませんでしたが、厳密に言えば、責任は大きかったのではないでしょうか。政治は結果責任ですから。
 それに対して、ボランティア編成の先頭をきって、どれだけ誠実に、被災者を救出しようと、文堂さんは努力したか。
 さらに、学識において、たとえば、ネバダ・レポートの考察は、トップランナーであると思いました。埋もれさせてはならないと痛感しました。

大福さん
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9月24日(金)

大福さんのコメントに返信します。ネバダ・レポートというのは、IMFに近いシンクタンクがまとめたもので、その存在が一昨年の国会審議で明らかになりました。もしIMF管理下に日本が入ったとすれば、次の8項目のプログラムが実行されるだろうと述べています。

(1)公務員の総数・給料は、30%以上カット及びボーナスは例外なく全てカット。
(2)公務員の退職金は一切認めない。
(3)年金は一律30%以上カット。
(4)国債の利払いは5〜10年間停止。
(5)消費税を20%に引き上げる。
(6)課税最低限を引き下げ、年収100万円以上から徴税する。
(7)資産税を導入し、不動産に対しては公示価格の5%を課税、債権・社債については、5〜15%の課税。
(8)預金については一律ペイオフを実施し、第二段階として、預金を30%から40%カットする。

大変、ショッキングな内容です。日本がIMF管理下に入ったら、IMFはこうして日本の財政赤字を減らすというプログラムです。言わば、IMF版の「構造改革」案です。では、どういう場合に、日本がIMF管理下に入るのかというと、日本の外貨準備高や国内金融資産が底をつき、外国に対して支払い不能に陥りそうになった場合です。こうした場合、IMFは緊急融資を行って支払い停止を防ぐと同時に、その国の財政金融政策を管理下に置きます。喩えて言えば、銀行が倒産寸前の会社にお金を貸して不渡りを防ぐ場合に、その会社の経営に細かく口に出すようなものです。幸い、日本の外貨準備高も国内金融資産も潤沢であるため、いましばらくは、日本がIMF管理下に置かれる事態は考えられません。

しかし、逆に、IMFの融資に頼らざるを得ないほど切羽詰った状態でないからこそ、巨額の財政赤字をなくすための「構造改革」が一向に進まないわけです。税収が50兆円しかないのに、政府が毎年、85兆円以上使っているのは異常な事態です。国民の貯蓄率が高いため、いまは何とかごまかしがきいていますが、人口減少と高齢化が進めば必然的に貯蓄率が低くなり、日本がIMF管理下に入る事態もいずれ現実のものとなるでしょう。問題は、そこまで財政赤字を放置するのかということです。日本国民の自浄能力が問われています。自民党政権の下では、「聖域なき構造改革」を唱えた小泉内閣でも構造改革ができないことが明らかになったのですから、支援者Mさんがおっしゃるように政権交代を実現して抜本的な構造改革を進めるしか方法はないように思われます。

ぶんどうより
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9月23日(木)

 ようやく秋らしさを感じられるようになってきましたね。
 私は、ある公共施設の運営会議というものに、地域住民の一人として参加させていただきました。そこで見たのは、良く言えば各方面に対する行政の公平な配慮ということなのでしょうが、民間なら省くであろうことを省けず、結局、誰もが満足できない中途半端なコンセプトになってしまっているという有様でした。
 思うに、運営会議に対して、どこからかの要望を受けているであろう議員さんが口を挟んでいることが、誰のための施設かという目的や手段を曖昧にしてしまっているように感じました。
 たぶん、形式的なセレモニーだったのでしょう。他の公共施設や公共事業も一事が万事こうなのだろうと推察しました。

セカンドライフさん
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9月23日(木)

先日、久しぶりに事務所を訪れ、幸運にも文堂氏ご本人とお話しすることができました。
とても、お元気そうでした。
てくてく巡業は、飛び込みセールスに似て大変でしょうと申し上げると、明るく笑って否定しておられました。
結果、私も元気をいただいてまいりました。
支持者の皆様も是非再びお会いしてはいかがですか。

たけふの野武士さん
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9月23日(木)

 大福さんのコメントに返信します。1997年から98年ごろの、タイ、インドネシア、韓国等における通貨危機は、将来的な楽観主義(バブル)による外国資本の急激な流入後、中国等の製造業の品質改善等(供給過剰の発生)により、東南アジア経済への過剰な期待が幻滅に終わり、今までの資本流入が、資本逃避(キャピタル・フライト)という急激な流出へと方向転換したことが原因でしょう。
 日本の国債を、日銀や都市銀行、地方銀行、保険会社等が購入しなくなり、売却し始めたりして(日本国債への信用の喪失)、米国や欧州の公債や外国社債を購入するようになった場合、日本も通貨危機=資本逃避(キャピタル・フライト)となり、IMFの管理下に入るような事態になるかもしれません。(円の暴落=輸入品価格の暴騰による生活の貧困化)
 日本の公的部門の巨大な債務残高は、やはり公務員の終身雇用が根本原因ではないでようか?危機感や改善意識が民間に比べ大きく欠如しているのでは?公と民の年金制度の融合により、公務員と民間との間の転職を円滑化すべきだと思います。失業のリスクや他社との競争(倒産リスク)は、経営改善の大きな原動力です。
 日本の公的部門もIMFの管理下に入れば、「市場原理」が徹底され、日本国民にもメリット(公的部門の効率化)となるかもしれません??しかし、アジアの実例を見ても「市場原理」の非人道的側面は否定できません。失業者は増大し、企業の設備は、外国資本が激安の値段で買取ってしまいました。「短期的な効率」が「長期的な公正(平等、正義)」と一致するのかという問題もあります。
 また、政治については、日本も2大政党制に移行すべきでしょう。政治的抗争は、残酷ではありますが、悪い部分、非効率な部分を削除、消滅させる構造的な力となります。(浄化作用、自然淘汰)
 米国の巨額の貿易赤字は、今後どのような影響を世界経済に与えることになるのでようか?私は、確定拠出年金を外国債券(公債)に投資しているのでとても不安です。しかし日本がインフレになることも想定でき、リスクヘッジとも考えています。

支援者Mさん
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9月22日(水)

 IMF関連のネバダリポートの存在を知りました。日本がIMFの管理下に置かれたらという話ですが、国際弁護士の文堂さんの意見を是非に聞きたいと思いました。

大福さん
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9月17日(金)

 昨年の今頃は、阪神の快進撃と星野監督の話題で盛り上がったのに、今年は、リーグ内でのチームの順位や選手個人の活躍への興味が薄れてしまっています。それよりも、ライブドアが仙台をフランチャイズとしようとしていることに関心があります。そして、Jリーグのアントラーズなどが鹿嶋とかで行っている地域活動を羨ましくも思います。
 福井の駅前へ行くことを「まち」へ行くと言っていたのは、もう昔のことになってしまいましたが、全国で市町村合併が進んでいる様子を新聞等で見ると、「市」って何だろう?と思います。
 数年後の世の中は、すっかり状況が変わってしまっているのでしょうね。

和邇さん
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9月10日(金)

 美浜原発3号機事故の内容がほぼ分かってきました。28年間点検されなかった箇所が原因で破断したのですが、それ以上に、関西電力の儲け主義が示され、恐ろしく感じます。
 配管の余寿命を計算するときに、関西電力は火力発電所の基準を無理矢理適用し、余寿命を長く見せかける行為を行いました。余寿命が1年未満の部分だけ火力の基準を適用させているのですね。恐怖です。
 今年7月に大飯原発1号機で配管の肉厚検査を行いました。数カ所の同一構造の部分では、配管肉厚の減肉にばらつきがありました。しかしその原因はまだ確認されていません。
 中でも特に怖いなと感じたことがあります。「その他」の分類箇所で、減肉がおこりにくいとされていた箇所に想定を超える減肉が見られました。その箇所は、主給水隔離弁より炉心側にあるのです!
 主給水隔離弁は、1次系の破断や亀裂があったときに系外に放射線を含んだ水を出さないための最も重要な弁です。その炉心側でもし破断したら、炉心の冷却水が激しく漏れるのを止めることが出来ず、給水装置でいつまでも給水するしか方法がないと私は聞いています。
 いつまでも給水は出来ませんから、炉心冷却が難しくなり、放射性物質を含んだ蒸気が環境中に放出されることになります。燃料棒が破損すれば、福井市民であっても逃げ出さなければならなくなります。
 恐らく情報も遮断されるでしょう。放射性物質が降っていても気が付かないと言うことですね。福井市は敦賀半島の原発から直線にして30−50kmくらいでしょうか。
 今回の事故による関西電力の全原発停止による調査は、私たちに多くの情報を示しました。そういう点で、今回の知事のとった対応は県民サイドにたったものとして評価できると言えますね。文堂さんという厳しいライバルを意識していますね。

まっちゃんさん
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9月10日(金)

 プロ野球の再編問題、結局は巨人人気におんぶしてきたセ・リーグ各球団がプロ野球全球団の共存共栄にまじめに取り組んでこなかった結果だと思う。しかしここに来て機構側が交流戦や新規参入について柔軟になるなど今回の騒動は一定の成果を見出しつつある。
 選手会側はストも辞さない構えだが、ペナントレースも終盤になり、今なお奇跡の逆転を信じ堀内監督の胴上げを期待しているジャイアンツファンをはじめ、白熱する個人タイトル争いに期待する野球ファンに対する背信行為に他ならない。機構側のさらなる譲歩を期待するが、要は選手会がストをやる度胸があるかどうかだと思う。ストによる損失は計り知れない。最後までスト回避の努力をしてほしい。

三国町 トンペイさん
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9月8日(水)

猛暑、豪雨、地震、台風、噴火、・・・事故、・・・オリンピック、なんとも慌しい夏でした。ほんの少し前の出来事が遠く感じてしまいます。
こんな時には、自分の適所を見つけて働けることが何よりです。たとえ天職ではなくても・・・。

和邇さん
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9月4日(土)

 県内自治体の採用試験は相変わらず高倍率のようだが、私の知人が,
「役所の仕事は、まともな神経では続かない。だから、失敗しないよう目立たないことが、コースを外れずに勤め上げる確実な処世術だ。」と、自嘲気味に話していた。
 組織が人をつくると聞くけど、組織への適応能力が人の生き方をつくるということだろう。ここ数年、続々と報道される官庁や企業等の多くの問題の原因がここにあって、点検漏れ事故をはじめ温泉や食品衛生などの不祥事隠しなど、私達の生活にも少なからず影響を及ぼしているように思う。

osogamiさん
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9月2日(木)

 芦原温泉問題の灰色決着、あれでいいのだろうか。近くに住んでいるといやでもその話になり、あれこれと灰色旅館の名前が耳に入ってくる。しかし現時点ではすべての旅館が「容疑者」であることに変わりはないのだ。水道水を沸かしていたからと言って別段ペナルティーが与えられるわけでもなし、公表しないことによるリスクのほうが大きいのではないかと考える。
 政治の世界でも何か事件があるたびに自浄能力という言葉が出てくるが、もし芦原温泉に自浄能力があるのであれば、該当する旅館は自発的に事実を公表し謝罪すべきだと思う。ただでさえ豪雨や原発事故で客足が減っているのにこれではジリ貧だ。今ならまだごめんで済むのに。

三国町 トンペイさん

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