オープンスペース 2004年 10月
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10月31日(日)

新潟では、公の施設が壊れてしまって機能を果たせないケースもあるようですが、経費節減の世の中でも最低限の設備投資が必要なのだと思います。
そして、ハードの面だけではなく心のケアが必要だと報道されていますが、私も、一緒にいるだけで明るく楽な気分になれる、周りを元気にさせる人間になりたいです。

和邇さん
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10月31日(日)

 大学時代に中東紛争を研究した私にとってアラファト議長の入院は衝撃的だった。パジャマ姿でにこやかに笑う議長の写真を見ているとアラファト時代の終焉を感じざるを得ない。アラビアずきんに軍服という勇姿を見ることは二度とないだろうという見方が大半だ。
 裕福な家庭に育ちブルジョア生活を送り、カイロ大学を卒業して技術者としてクウェートに行き何不自由のない日々を過ごしていた彼の半生を「抵抗の象徴」に変えさせたのは何だったのだろうか。時空警察というドラマが本物だったら丹波哲郎に懇願して若き日のアラファト氏に会ってみたいと思う。どこかエリート官僚の道を捨てて不毛の政治地帯の県民のために働こうとしている文堂氏とダブるところがある。

三国町 トンペイさん
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10月27日(水)

・為政者が最も警戒するのは、在野の実力者です。
・福井豪雨の時の高木文堂という存在が、福井県の災害対処能力を高めました。
・福井県の災害対処能力の高まりが、他地域への支援能力の高まりとなりました。
・批判だけに終わらない緊張関係が、皆の幸福につながります。

清廉さん
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10月27日(水)

 新潟の地震の模様をテレビのニュース番組で見た限りのことだが、阪神淡路の被災地と比べ、お年寄りの姿が目に付くように思う。諦めに似た気持ちもあるのか、救援活動への不満ではなく感謝の言葉を述べている場面も見られ、余計に心中を察してしまう。
 冬の寒さに向かう今後のことを考えると、とても他人事とは思えない。

osogamiさん
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10月26日(火)

いつもご投稿ありがとうございます。
まっちゃんさんのご指摘のように、より多くの人たちにこのオープンスペースを活用していただきたいというのは、BUNDO.COMとしても常々願っているところです。
このページの囲みにも記していますが、オープンスペースは、一人ひとりが気軽に書き込む「普段感じていること」が種となって、みんなの声が集まりどんどん考えが広がっていく、そういう場になってほしいという願いから立ち上がった「広場」です。
このスペースで活発に意見が交わされていく話題については「今ホットな話題(仮)」として取り上げ、単独で意見交換ができるページを設けていく企画もしています。
皆さんの意見が集まってはじめてよいものとなっていきます。皆さんもぜひ、気軽にいろいろな意見を出し合って、このスペースを一緒に盛り上げてください。またこのオープンスペースや「今ホットな話題(仮)」に対するご意見・ご感想も、お気軽にお寄せください。。

BUNDO.COM
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10月25日(月)

豪雨、クマ騒動、台風、地震、天変地異の連続に何か関連性があるのではないか?そんな漠然とした不安を多くの人が抱いているのではないでしょうか?平穏無事を祈りたいです。

和邇さん
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10月25日(月)

オレンジリボンさんへ
 私の質問にご回答いただきありがとうございました。
 森総理の時の幹事長が田中真紀子と組んで「自民党をぶっ壊す」と言って総理になりました。変わった人だなと言う思いを持っていました。常人ではとても出来ない表現ですね。
 オレンジリボンさんの評価については、過去の遺物の破壊者として同感いたします。ただ、そこから建設的な改革を目指しているかと考えると、どうも否定的にならざるを得ません。
 一度には何も出来ないと言われるかもしれませんが、骨のある改革者としての資質を小泉首相には感じられないのですね。じゃ、他に改革に手を付ける候補はいるのかと問われると、私も困ってしまいます。
 まずは破壊者として評価すべきは評価し、建設者は別の人でというのが一致点でしょうか。
 私は原子力の安全に取り組んできましたが、官僚達の既得権への固執は並々ならぬものがあります。核燃料サイクルの再処理問題が今焦点になっていますが、何十兆円という費用が、とても軽々しく扱われています。審議会の委員を選任する際には、あらかじめ委員の人たちの考えを調べておいて、官僚達が満足する結果がでるように委員を人選します。世間では、しっかりした議論が成されているという演出になりますね。本当に官僚達のやり方には悪質を感じます。美浜3号機事故も、官僚の責任は重大ですが、いっこうに責任を感じていません。既得権を守ること、これが日本の政治を腐敗させていると思います。
 官僚の天下りは禁止して欲しいですね。組織を作って天下りし、そこへ税金を入れ込んでいく。税金を入れ込むのを禁止するのか、天下りを禁止するのか。国から町村レベルまでの天下りシステムが、力強く生き続けています。地方議会にいると良く実感できます。活力が活かされません。
 小泉総理には、官僚の天下り禁止を優先事項にして欲しいですね。
 オープンスペースも、ぶんぶん日記と併せていつも目を通しているのですが、もっと多くの人にスペースを使っていただきたいですね。身近なテーマを設けて議論するとか、何らかの工夫がいるのではないでしょうか。それぞれの意見が出た場合に、鋭く切り込むのではなくて、発言者の思い、その背景を理解するルール作りも併せて考えてはいかがでしょうか。

まっちゃんさん
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10月23日(土)

 まっちゃんさんからのお話もありましたので、私の小泉政権への評価を書きます。
 1.銀行の財務諸表のウソを圧縮したこと(金融改革)
 2.高速道路の利用料金を値下げさせたこと(道路改革)
 3.資金配分のゆがみの元である財政投融資の入り口を閉めること(郵政改革)
 4.地方自治の自立性を高めること(三位一体改革)
 5.金正日に日本人拉致を認めさせたこと
 6.派閥を解体し権力の二重構造を解消したこと
 これらはすべて「やるべきこと」であり、歴代政権が「やってこなかったこと」です。小泉批判のほとんどは「やり方が足りない。不十分だ」というものですが、もしそうならば政権として着手したことへの評価が先にあるべきでしょう。批判者はなぜかそこには触れません。
 自分では何もしないのにケチだけつける党内外からの批判がこのところ目立ち、私は小泉首相に少し同情的になっています。

オレンジリボンさん
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10月23日(土)

 明治大学4年の一場靖弘投手のスカウトをめぐって、横浜球団と阪神球団が同投手に現金を渡していたとして両球団のオーナーが辞意を表明した。8月に発覚した巨人の現金提供でナベツネ前巨人軍オーナーが辞めたとき、うちの球団はルールを守っているなどと話していただけにその隠蔽体質は批判されるべきであろう。
 プロ野球は構造そのものが疲弊していると言わざるを得ない。身勝手な論理でドラフトを骨抜きにしてきた読売球団もさることながら、ジャイアンツ人気におんぶして殿様商法を続けてきた球団経営者たちの責任も大きい。この際、機構も各球団も古い体質に浸っている人間すべてに表舞台から降りてもらい、ファンのための野球とは何かということを一から考え直してほしい。プロ野球選手にあこがれる子供たちはまだまだ多いのだ。こんなことを続けていたらそれこそ夢も希望もない。
 ところで渦中の一場投手の進路はどうなるのだろう。日本球界に入れないのならメジャーリーグ入団という選択肢もある。彼にも道義的な責任があることは間違いないが、このまま将来ある若者の野球人生を取り上げてしまうのはあまりにも酷である。
 それにしても非読売系のスポーツ紙などから“虚人”などと呼ばれ、試合の視聴率も下がり続けているというのに、なおもいじらしくジャイアンツファンを続けている小生などはやっぱりお人よしなのだろうか。何だか小生のような単純バカ的なファンにも一連の騒動について責任の一端があるよう気がする。

三国町 トンペイさん
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10月22日(金)

 文堂さんの15日の日記が偏っているというオレンジリボンさんの意見を見ました。それぞれいろんな意見があるんだなと言う思いです。
 小泉内閣への評価について、私は文堂さんの思い、「すなわち郵政事業の民営化についてもっと具体的でよく分かる議論が必要ではないか」という意味だと思うのですが、そんなに偏っているとは思えないのです。もう少しオレンジリボンさんの小泉評価をお聞きしたいと思っています。
 そうでなければ文堂さんの「偏り」が是正されないと思います。

まっちゃんさん
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10月19日(火)

 文堂さんの17日の日記での辻前鯖江市長へのコメントはその通りだと思います。辻さんは合併問題を除けば名市長であり、人間として尊敬できる人です。読んでいて嬉しくなりました。文堂さんの大きさを感じました。
 一方で文堂さんの15日の日記は偏りが目立ちます。賛同できません。小泉改革に対して「100点でなければ評価できない」と言わんばかりの姿勢はいかがなものでしょうか。経営者も政治家も、何かを得るために別の何かを捨てなければならない立場にあるのです。金融改革、財投の改革、対朝鮮対中国外交など、小泉首相による意識改革は正確に評価するべきと考えます。

オレンジリボンさん
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10月18日(月)

 ある業界紙?関係者の言い方だが、
「福井県庁は、ほぼ宇宙人と異邦人が実権を手中にした。」
と聞く。
 旧主流であろうが何流であろうが、我々の生活が潤うのであれば、どちらでも良いのだが、昔の経世会が今の民主党みたいな、容器が変わっただけでは、世間ではブランド品として認知されない。
 福井県は何が売りなの?

土岐さん
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10月17日(日)

 10月15日の文堂さんの日記に返信します。あくまでも個人的な感慨としてですが、小泉内閣の最終到達点は、地方自治体の効率化であり、公共サービスへの市場原理の導入だと思います。地方の公的部門が税収以上の支出を継続していることは、社会システムの持続性という点からとても大きな問題です。国からの信用保証があれば銀行もお金を貸し続けるでしょうが、地方自治体単独に対する信用はどのような水準にあるのでしょうか?国と銀行が、地方自治体に資金供給しなくなれば、自治体の資金は枯渇し、企業と同様倒産します。地方自治体の過剰債務、未知の簿外債務、債務保証等、バブル崩壊後の不動産、ゼネコン、流通等の業界と同様の問題を、地方の自治体は抱えているのではないでしょうか?
 地方自治体の効率化は、短期的には行政サービスの縮小となり、不便、不満を感じることになりますが、住民が支払っている税金以上のサービスの提供は、持続不可能なのです。そのことを住民は納得すべきなのではないでしょうか?
 ダイエーと銀行の格闘と同様の状況が、地方自治体と銀行との間に、今後、発生することは充分考えられるのではないでしょうか?破綻(資金ショート)を回避するために多くの自治体が合併を指向しているとも言えるのではないでしょうか?
 日本における公的部門の巨額の赤字と、米国の巨額の貿易赤字は、今後どのような結末を迎えるのでしょうか?日本人の貯蓄が大きいことにより、現在は持続可能となっているのかもしれません。日本における民間投資が増加すれば、その構成も変動が予想されます。大きな不均衡(バブル)を市場原理の導入により、改善することが「構造改革」と言えるのかもしれません。非効率性や過剰債務を回避する意味において、公的サービスの民営化、市場原理の導入は不可欠だと思います。

市民Cさん
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10月17日(日)

 新聞報道などによれば、昨日町村外相が米軍ヘリ墜落現場となった沖縄県宜野湾市の沖縄国際大学を訪問し、「被害が重大なものにならなかったのは(操縦士の)操縦技術も上手だったのかもしれない」と記者団に語ったそうだが、問題の本質をまったく分かっていないトンマな大臣だと言わざるを得ない。
 大臣はさらに、「事故のせいで学生が授業をさぼると困る」とか「よく最小の被害でとどまったなと、びっくりした」などと語ったそうだが、びっくりしたのはこっちのほうだ。あれが日本国外務大臣なのか。外交課題が蓄積しているというのに早くも先が思いやられる。

三国町 トンペイさん
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10月14日(木)

 西武の堤オーナーが退任するそうだ。西武ライオンズが誕生した頃はレオのマークを新鮮に感じたものだった。
 私の父親の世代は、会社内でしか通用しない椅子取りゲームの憂さ晴らしもあってTVでナイター観戦したようだが、今やプロ野球にも陳腐さを感じ、メジャーでのイチローやゴジラ松井の活躍との比較で、価値基準さえ変わってきている。
 出来ることなら、ライブドアや楽天の20年後を見てみたい。

osogamiさん
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10月9日(土)

 イチローへの国民栄誉賞授与について、国家の権威など何も関係のない世界へ、唐突に、政府が表彰を行うこと自体に違和感を覚えました。
 イチローが授賞を辞退したことは、彼らしいスタイルだと思いました。

セカンドライフさん
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10月8日(金)

球界再編の動きをみて、某球団前オーナーの効用だと思った。
私が働いている業界で地元を仕切っている人の姿と重なったからだ。この人と同席させていただいた時、「誰かが憎まれ役をやらな、まとまらんのや」と呟いていたのを憶えている。
明治維新も、単純に人柄だけなら、幕府=悪ではなかったろうから・・・

和邇さん
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10月6日(水)

 オリンピックがあった長野では、高速道路や新幹線が整備されたけれど、膨大な借金が残ったと聞く。昔なら、国体などがあると地方への補助金などで公共施設も立派になったのだろうけれど、今は、それも望めない。中央からの金が地方に落ちないのなら、官製の上からのイベントなんて止めてしまえばいいのではないかとも思う。

osogamiさん
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10月5日(火)

先日、県内で大規模なスポーツイベントが開かれました。
私は仕事でその開会式にいたのですがそのイベントの元請けさんはデンチューという自称アジア最大の広告代理店だそうです。
福井県の予算が一度東京にいっておいしいところはほとんど東京の業者さんにお願いして、県内の業者さんは設営とかアシスタント的な仕事しかやらせてもらえないそうです。福井県にだって業者も人材も団体だって様々にあるのにずーっと昔からお金は東京に行く事になっているそうです。
知ってはいましたが現場で目の当たりにするとショックでした。
私だって少しだけれど、税金は納めているのに、銀座の向こうにある会社に持って行かれてしまうのだと思うと、とっても悲しくなりました。

まるまるさん
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10月5日(火)

 社会にとって都合の良い人になるにも、人にとって都合の良い社会を創るにも、成果主義とかマニフェスト達成度?では測れない能力・適性があると思う。
 私の家の近所には大型店が次々と建ち、連休にでもなれば催し物が続き、「活気があっていいね」などと言われることもあるが、静かな環境を求めて移り住んで来た者にとっては、はっきり言って迷惑である。
 役所の都市計画の担当者へ文句を言いに行ったこともあるが、文堂さんには、断固とした政治力を期待したい。

osogamiさん
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