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▲省電力基金で懇談 |
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午後、デンマークの省エネの神様として尊敬されているヨハン・ノルゴー教授のご案内で、デンマーク省電力基金(Danish Electricity Saving Trust)を訪れる。
同じエネルギー関連の税金でも、日本の揮発油税は道路建設、電源開発促進税は原発推進といった、主としてエネルギー消費の促進に使われるが、デンマークのエネルギー税は電力節約のために使われる。考えさせられる。 また、日本の省エネ努力というと、精神主義的で、夏に役人がノーネクタイ姿になったり、役所の冷房の設定温度を高めにしたりするといったアリバイ工作的なもので、果たしてどれだけ効果があるのか疑問だが、デンマークの省エネ政策には、省エネの分野に競争原理を持ち込むことで省エネを進めようという基本的な戦略がある。 省電力基金のピーター・カルボ部長によれば、多くの電気商品が電力多消費型の設計になっているのは、ただ単にメーカー側が省エネに無頓着なためであり、省エネの方向で政策的に競争を導入すれば、いくらでも省エネの余地はあるとのことであった。
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