ブンブン日記 2002年 8月
8月31日(土)

バードグリーンホテルで開かれた福嶋昭二・福嶋織物社長のお嬢さんの結婚式に出席。鯖江市のお偉方が一同に会する豪華な結婚式だった。新婦の由紀子さんは新郎の斎藤博志さんと合気道で知り合ったという。合気道の先生で博志さんの上司でもある 野村直美さんが演舞を披露してくれた。夕方、常山酒造の酒倉で後援会成和地区支部の会合が開かれた。最初は支持者拡大の方法について話していたが、そのうち、福井県をどうしたらいいかという議論で盛り上がった。

 
8月30日(金)
後援会武生支部の発会式が武生市文化センターで開かれた。武生音楽祭を立ち上げるなど武生市で新しい動きを仕掛けてきたグループが中核となるベストメンバーが揃った。秋からいよいよ始まる本格的な戦いの陣容が着々と整いつつある。

8月29日(木)

(株)アトムの松田美喜枝副社長とカタリストの対談をする。経営者の目から見た行政の話になるのかなと思っていたら、もっぱら 高齢者対策の話になった。「介護が必要な老人のための施設はあるが、健康な高齢者が楽しめる場所がない。子孫に美田を残してもろくなことがないので、高齢者がいきいきした余生を送れるシニア・タウンを作りたい」というのが松田さんの考えだ。アメリカのフロリダ州やアリゾナ州には退職者が集まるシニアタウンがあるが、日本にはまだない。高齢者が余生を楽しむために貯金を使うようになれば、高齢者に様々なサービスを提供する産業も雇用も生まれる。福井県全体がシルバータウンになってしまったら、産業の担い手が不足して困るが、様々なライフステージに適した多様なライフスタイルを提供できる地域になれば、多くの人を集めることができる。そんな話をして大いに盛り上がった。

 

8月28日(水)

午後1時から母のカテーテル検査が行なわれた。母の病室で待っていると、1時間半ほどで母のベッドが戻ってきた。「どうだった?」と聞いたら、弾んだ声で「何ともなかった」と答えてくれた。ほっとして、福井北インターで待ち合わせていた福山さんと登谷さんと合流して車で長野県に向かった。長野県まで5時間ほどかかるかと思っていたが、6時過ぎには田中康夫さんの個人演説会が開かれる小布施(おぶせ)町公民館に着いた。ばらばらと人が入ってきて、7時には200ある席が埋まった。動員されている気配はない。普通のおじさん、おばさん達が集まってきたという印象だ。田中康夫さんは7時10分頃到着して、リラックスした様子で話し出した。得意の皮肉で聴衆を笑わせながら、「長野県民の選択が全国から注目されている。9月1日から改革を再スタートさせよう」と訴えた。退場する田中康夫さんに声をかけたら、10年以上も 会っていないのに「あっ、文堂さん」と思い出してくれた。半月の月を見ながら帰宅 の途に着き、福井市の自宅に着いたのは午前1時半だった。

 

8月27日(火)

母が入院した。狭心症かどうかの検査をするためだ。母と一緒に主治医の話を聞いた。太ももから動脈に造影剤を入れて、心臓本体に血を送る冠状動脈に細くなっている箇所がないか調べるのだそうだ。細くなっている箇所が見つかったら、小さな風船をふくらませて太くする治療も同時に行うという。「安全です」と念を押されて、ようやく安心したようだ。父を亡くしてからもうすぐ一周忌。気落ちしているところに疲れがどっと出てきたのかもしれない。夜、月に一度の全体会議。県内各地を一巡して福井市内に戻ったせいか、出席者がいつもより多かった。9時には予定通り終わった。その後、事務局メンバーで反省会を行う。

 

8月26日(月)

藪ちゃんこと薮原秀樹さんに会いに大阪に行く。翌朝、名古屋で用事があるとのことで、新大阪駅の中にある居酒屋に行く。藪ちゃんは現在、禁酒中なので、ウーロン茶のホットとアイスのお代わり。僕はガンガン飲んで、藪ちゃんを送った後も、大阪の街で午前2時まで飲み続けた。

 

8月25日(日)

お昼、朝倉遺跡からちょっと中に入ったところにある小次郎の里で若者の会のバーベキュー大会に参加。小次郎の里という名前は、佐々木小次郎が一乗滝でツバメ返しの剣を磨いたところから来ているそうだ。コンビニで働いているなど定職に就いていない若者が多いことに驚く。若年層の就職問題は何とかしなければならない。午後3時から「女性の会」勉強会。50名の予定だったが、60名の方に参加していただいた。「女性は改革の担い手」というタイトルで、まず、僕が話した後、武生市議会議員の大久保恵子さんと対談した。「政治とは生活のこと」というメッセージは伝わったようだ。

 

8月24日(土)

越前カントリーで平成会ゴルフコンペ。参加者が少ないのではないかと危ぶまれたが、結局、11組のゴルフコンペになった。ゴルフが終わった後のパーティで、久しぶりにノン・アルコールのビールを飲んだ。中近東に勤務している頃、サウジアラビアで飲んだことがあるが、あの頃に比べると、随分改善されていて、ビールを飲んでいるような気分を味わえる。ラベルをよく見ると、0.9%だがアルコールも含まれている。10本飲むとしっかり酔っ払うそうだから気を許せない。福井市に戻ってから、東谷さんのご家族と一緒に金津町のポパイランド(農園)で開かれた収穫祭に出かける。農園に着いたら、創作の森の大森さんや三国町の三宅小百合さんも来ていた。みんな、つながっているんですね。

 

8月23日(金)

夜、ハーモニーホールで開かれたマリンバ・コンサートに出席。マリンバというのは、要するに木琴をおおがかりにしたものだ。子供たちが楽しそうに上手に弾くのを感心しながら聞いていた。ギリシャ時代の青少年教育は体育と音楽を中心とするものだったそうだが、音楽教育は単に音楽家を育てるだけのものではなさそうだ。その後、福井市内に戻って、中小企業家同友会の女性部会に顔を出す。21世紀は中小企業と女性の時代だ。

 

8月22日(木)

「朋あり遠方より来る。また、楽しからずや」。埼玉と名古屋から旧友が訪ねてきてくれた。三国の宿で波の音を聞きながら、友人たちの近況報告に耳を傾けた。夕食の後、皆で海辺を歩いた。波が引いて足の裏から砂がなくなっていく感触を久しぶりに楽しんだ。

 

8月21日(水)

鯖江市の後援会の皆さんと一緒に鯖江市を一日回る。夜7時より福井市の光明寺で明道地区後援会発会式。熱心に動いていただいたお陰で30名以上の方が集まった。その後、Holly'sで開かれている異業種交流会FITingに参加。福井にもこんな元気な若者がいるんだと 元気づけられるような 若者が大勢いた。全く初対面だと思っていても、話していると色んなつながりが出てくるから不思議である。

 

8月20日(火)

午後、福山真里さんと敦賀市に行く。夜、執行部会。昨日の今日なのに、皆さん、「今日は眠かった」と言いながら出席していただいた。9月以降の行動計画について概略が固まる。

 

8月19日(月)

夜、松平事務局長のお宅に集まり、運動のあり方について徹底的に討論した。お互い分かっているつもりで、本当はよく分かっていないことがあるので、一度本音をぶつけ合って意識を統一しようという試みだった。色々な不満も出されて、何が問題なのか浮き彫りになった。言うだけ言ったら、皆すっきりしたようだった。これから一ヶ月に一度はこうした意見交換の場を持とうということになった。これから外部からの攻撃が激しくなることが予想されるので、結束を強めていかなければならない。今回は20名程度だったが、これからはもう少し拡大してやっていきたい。

 

8月18日(日)

後援会武生支部設立総会の世話人会に参加。ようやくフルメンバーが揃いつつあるという感じだ。8月30日の設立総会に向けて全員で電話かけをしていくことになった。その後、お総社の境内にあるヨコガワで1週間後に予定されている「女性の会」勉強会の打ち合わせをした。「女性は改革の担い手」というタイトルで僕が基調講演をした後、武生市議会議員の大久保恵子さんと対談することになっている。福井県は女性でもっていると言われるほど女性がしっかりしているところだが、地域社会での女性の地位は驚くほど低いのだという。意識改革を進めるためには、やはり、クォータ制を導入するなど制度改革を先行させる必要があるのかも知れない。

 

8月17日(土)

自宅でビデオの話題作「オーシャンズ11」を見てから、鯖江市の瀧が花運輸の納涼祭に参加。そこに現れた辻鯖江市長は「あと6つあるんだ」と仰って慌しく帰られた。この時期は、納涼祭、同窓会と色々な会合があちこちで開かれている。この後、武生市のダイエーの納涼祭にも参加させてもらってから、福井市に戻る。藤島高校の同窓会の2次会に顔を出してから、福大付属中学の同窓会の2次会に同窓生でもないのに、図々しく飛び入り参加させてもらった。こんな生活をしていると、人間がだんだん図々しくなるようだ。

 

8月16日(金)

日野中学(現在の南条中学)時代の同窓会に参加する。幼稚園から中学校まで一緒に過ごしたので、50近い歳になってもお互いに「マー坊」だの「あんま」だのと呼び合っている仲間だ。「孫の初渡しで遅れた」という者がいて、もう孫がいる歳になったのかと愕然とした。気兼ねせずに何でも話せる幼なじみがいるというのは最高の財産だ。それぞれ、様々な体験を経て大きく成長した同級生の姿に、「学校での勉強って一体何なのだろう」と考えさせられる。

 

8月15日(木)

終戦記念日。小浜市の小河さんのお宅でゆっくり朝を過ごしてから、のんびり福井市に戻る。敦賀市近くまで来ると、やはり渋滞している。お昼過ぎに福井市に着いた。長野県知事選挙が告示される。6人立候補したようだが、実質的に田中前知事と弁護士の長谷川候補との一騎打ちだ。前回の田中陣営から連合長野と経済界の一部が長谷川陣営に回っている分、田中前知事は苦戦を強いられることになる。田中前知事が始めた革命を選ぶのか、対立候補が唱える穏やかな改革を選ぶのか。一時期のブームが去った後に長野県民がどう選択するのか、興味は尽きない。

 

8月14日(水)

朝から小浜市に向かう。敦賀市から美浜町を抜ける辺りまでは大変な渋滞だ。ジェットスキーを牽引している車が多く、自分もやりたくなる。午後3時頃、小河さんのお宅に到着。後援会の幹部の方と会議を済ませた後、夕方から名田庄村で開かれていた「星のフィエスタ」に参加。その後、名田庄村の「美穂ちゃん」で懇親会。小河さんのお宅に泊まる。

 

8月13日(火)

恒例のお墓参り。南条町にあるお墓には、一周忌がすんでいないので、まだ父の遺骨は入っていない。久しぶりに鯖江の実家で皆で食事をする。姉から送られてきた梨がおいしかった。母の体調が思わしくなく、今月末に精密検査を受けなければならないとのことだった。父にも母にも心配ばかりかけて本当に申し訳ない。

 

8月12日(月)

福井市成和地区の後援会の発会式があった。福井市の後援会をどう組織するかということについては、色々、試行錯誤を重ねた結果、中学校区ごとにどんどん後援会を立ち上げていくのが良いということになった。来週は春山地区の後援会が立ち上がる。これからどんどん忙しくなる。

 

8月11日(日)

南条町のそまやま荘で開かれた町政報告会に参加する。町政報告会といっても、増沢町長後援会主催のバーベキュー大会である。山崎、松村参院議員と高木毅衆院議員も出席されていた。250人位の方がいただろうか。図々しく、全員の方と握手させていただいた。そのまま運転して帰ると飲酒運転になるので、そまやま荘の温泉に入ってから仮眠を取り、夕方、帰宅する。

 

8月10日(土)

スターウォーズ・エピソード2を見る。アナキン・スカイウォーカーが後年、Forceの暗黒部分に惹かれてダースベーダーになる伏線が敷かれている。スターウォーズの作者ジョージ・ルーカスは神話学者のジョセフ・キャンベルの影響を受けているという。ジョセフ・キャンベルの「神話の力」によると、神話が伝えようとしているものは、生きているという実感(Experience to be alive)なのだそうだ。スターウォーズ全編に流れるForceとは宇宙と一体になった生命力そのものなのかも知れない。

 

8月9日(金)

田中真紀子議員が突然、辞職した。案外、あっけなく落城したという印象だ。田中真紀子前議員がなぜ人気があるのかずっと考えつづけてきたが、最近、その謎が解けたような気がしている。一言で言うと、田中真紀子前議員の最大の魅力は喜怒哀楽がはっきりしていることではないか。難しい理屈は分からない。しかし、喜怒哀楽という感情には素直に共感できる。ドラマは理屈ではない。喜怒哀楽である。政治は一種のドラマだから、喜怒哀楽を素直に表現できる田中真紀子前議員は一躍、スターになったということなのかも知れない。そのスターが失脚したというのは、脚本が悪かったということか。役者が自分ですべての脚本を書くのは難しい。役者は良き脚本家を、政治家は良きブレーンを持てということか。

 

8月8日(木)

毎年、恒例のガーデンパーティを開催した。事務局がパンク状態のため、過去にご参加いただいた方に案内が行き届かないなどの不備があったにもかかわらず、200名近くの方に参加していただいた。女性が少ないのではないかと心配していたが、予想以上に女性が多くほっとした。「真夏の夜・音と光のパーティ」というキャッチフレーズが良かったのかも知れない。

 

8月7日(水)

毎日、うだるような暑い日が続いている。TVのワイドショーによれば、全国で熱中症になる人が続出しているという。熱帯夜が続いて睡眠不足気味なのがベースになって起きるそうだ。事務局がパンク状態で色々と不手際が出てきたので、職業安定所に行って求人を申し込んできた。4年前も今頃、職業安定所に求人広告を出した。応募してくれた人がいたのだが、いったん働くことを了承してくれたものの、後で父親に反対されたと言って断ってきた。見かねた友人が金沢の女性を紹介してくれてようやく事務所を開くことができた。今回は、どんな人が応募してくれるだろうか。

 

8月6日(火)

高校時代の松木利枝さんに誘われて、箔一の浅野邦子社長にお会いしに金沢に行く。女性の会の発会式に際して、「女性は改革の担い手」というテーマで講演していただくためだ。浅野社長は講師を快く引き受けてくださった。感謝!!夜、執行部会。

 

8月5日(月)

ニュースレターの印刷・発送作業のためにボランティアの人が集まってくれているのに原稿がかけていない。「早く書いてください」とせっつかられながら泥縄で書いた。昼、事務局ミーティング。夜、女性の会準備会合。福井祭りの花火の音がドーン、ドーンと響いていた。すべて前向きに、かつ、上向きに考えていく女性たちのプラス思考はすごい。やはり、いまの日本を改革できるのは女性だと実感した。

 

8月4日(日)

酷暑の中、鯖江市で街頭演説を行う。アル・プラザ、ウラセ、鯖江シティホテル前の交差点で行う。昼、車の道場で鯖江後援会若者支部である「ミツバチ会」主催のバーベキュー大会に参加。3時からは、西山公園で開かれていた「やんしき踊り」に参加する。とにかく暑い日だった。暑い中、応援していただいた鯖江の皆さん、本当に有難うございます。福井市に戻ったら、地元の田原町商店街で夏祭りをしていた。自宅で簡単に夕食をすませてから、妻と2人で夏祭りに散歩に出かけた。「今宵会う人皆美しき」という気持ちの良さだった。

 

8月3日(土)

朝5時に林さんのお宅を出て、福井市に戻る。朝6時からパレスホテルで開かれた法人倫理会のモーニングセミナーに出席。朝食をすませてから自宅でシャワーを浴びて、今庄町に向かう。9時から12時まで自転車部隊でポスティングを行う。蕎麦の里で昼食を取っていたら、偶然、中池見トラスト代表の笹木智恵子さんにお会いした。中村敦夫さんがお見えになるので忙しいとのことだった。杣山荘で温泉に入って一休みしてから、一ノ瀬山荘に出かける。宿泊料無料という型破りの山荘だが、ログハウスが10軒まで増築されていた。夕方から南条町のリバーフェスティバルに参加。のべつまくなしに握手しまくったが、やはり地元。知名度は8割近くあった。皆に受け入れられて、すっかりいい気分になった。地元はありがたい。

 

8月2日(金)

原稿がたまっていて、原稿を書こうとするが遅々として進まない。それでも夕方までにようやく2本書き上げた。夜、斎藤輝夫さんのお母様のお通夜に出席した後、西勝原の林さんのお宅で開かれた講に参加する。「自然の中に仏法がある」という林沙代子さんには熱烈なファンがおり、大野市外からも様々な方が参加していた。飲み過ぎて、林さんのお宅に泊まる。

 

8月1日(木)

8時37分東京発の新幹線で福井に戻る。東京に比べると、福井の夏はからっとしていてずっとしのぎやすい。事務所に戻ると、いろいろ案件がたまっていた。最近、事務所がどんどん忙しくなっていて、オーバーロードだ。そろそろ、人を増やす必要がある。夜、三国町のミニ集会に出かける。5〜6人のつもりで行ったら、20人以上の方がお見えになっていた。みなさんの政治意識も高く、鋭い質問が次々に出された。三国でこんなに充実した会合を持てたのは初めてだ。お世話いただいた高森さん、田中さん。本当に有難うございます。

 
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